味覚

味覚、化学感覚器官。
もともとは有害と無害を判別するものだったのだけど、
いつの間にか飽食に彩られている。
ものの本によると、美味しいものは身体が欲しているものだという。
だとするならば、好きなものを好きなだけ食べていればいいのか?
とそういうことでもないようで、そんなことをすれば大きな弊害が起きる。
もともと、この飽食の時代は人類の長い歴史からすれば、
ミジンコみたいなもので、だから飢餓状態に陥らないように、
カロリーの高いものを好んで食べるし、身体もどんどん脂肪を蓄積する。
結果、過度の脂肪は身体に負担を与えて、成人病とか痛風に冒される。
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まあ、僕も結構な健康オタクですから、食事には色々気をつかってますよ。
例えば、外食する際には揚げ物を食べないとか、
好きだったヨーグルト飲料を断ったのは、血が濁るからだし、
カロリー表示とか添加物は必ず見るようにしてたりね。
でお、基本がラーメンという健康の敵のような存在だから、
いくらやっても意味がないようにも思う。
意味が無いなりに、サプリとか不足する栄養素を補う努力はしてますさ。
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さて、何度と無く言っているような気がするけど、僕達の身体は
水、たんぱく質、骨、糖で9割ぐらい出来ている。
ビタミン類とかミネラルは微々たる物で、少量でも影響を及ぼすことが期待される
から大きく取り上げられるのであって、本来、僕らが注目すべきは、
水とたんぱく質とカルシウム、そして糖の摂取量。
糖は現代の生活で過剰に摂取できるからいいとしても、
たんぱく質は意外と取っていないのではないかと思う。
一日に必要な肉の量は3kgとかになってしまうし、
第一、そんなに肉をとっても健康を害してしまう。
肉以外のたんぱく質、植物由来のやつだね、を摂取するのが望ましい。
結構な金が掛かるので、僕はプロテインの粉末で何とかしのいでるけど、
やっぱり、豆腐とか納豆とかがいいと思うのです。
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人間の身体も多分に漏れず、破壊と再生を繰り返している。
その際に必要なのは、破壊に使う力と再生に必要な原料。
何も食べないで運動しても、筋肉を消費してしまって、
脂肪を燃やすための火種が足りなくなってしまうなんてこともあるし、
消費した分の筋肉を構築しようと筋トレしても、その再生に使う原料が無ければ、
それは壊れたままになってしまう。食事って大事。
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