翌日

翌日もやっぱり京都に行ったりする。
今回は大学の頃の友人と一年ぶりになるのだろうか?会う。
勝手知ったる四条烏丸で待ち合わせをする。JRじゃなくてなんで
阪急に乗ったのだろう?そして、なんで毎回、ここのとんかつやで
茶碗蒸しを食べて、湯葉ヒレカツのセットを食べているのだろう?
というほど僕の京都の定番になっている店で食事をする。
「何が食べたい?」「京うどん」「あー・・・」っていうんだもん。
結局、京都駅の立ち食いうどんで食べたけどさ。
京うどんのこの塩っけが好きだ。東京のうどんは醤油が多い。
今回向かうのは稲荷神社の総本山の伏見稲荷神社にいってきた。
なんていうか鳥居がたくさんあって素敵。
日本のホラー映画で何回も出てくるシーンはここがモデルなのだね。
ところで思い出したのだけど、僕は狐が大好き。
猫の次に狐が好き。狐の面を集めていた時期があるぐらいには好き。
なので、僕は軽く狂喜乱舞しながら幾万本もの鳥居をくぐる。
「ところでこの先には何があるの?」「なにも」「狐を見るまで帰らん」
「果てがないね」「あ、猫だ」「猫でいいじゃん」
すんなりと引き返す二人。ここは不思議な場所で、
駅周辺は暑いのに、この周辺だけは涼しい。霊場なのだろう。
途中あったすずめの丸焼きとか興味があったけど、現物は売ってなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夜は彼女のお勧めの普通ではないものを食べれるらぅめんやに行く。
どうも、趣味でやっている店のようで一見さんはお断りのよう。
釘を刺されてしまったし、恥ずかしい部分も幾つか見られてしまった。
「Yさんの彼氏か?」「あたしはついでなんですよ」「そうなんですよね」
「ひどっ!」「ふたりでつきあってみたらええのに」「「うーん」」
どうも、その日は貸切で勉強会をやっていたようで、
「男と女」をテーマに男女間に友情は成立するかみたいなレジュメがあった。
共通参考文献は地図の読めない女、話を聞かない男だったろうか。
別にどっちでもいいじゃんね。そんなに複雑でもあるまいし。
出てきた料理は、本当に珍しいもので、鯨の心臓とか自家製冷薫のハムとか
結構、ボリュームも多く、非常においしかった。本当にこだわってる店。
時間がなくてらぅめんは食べれなかったけど、今度きたら是非食べたいな。
今度いってもいいのだったいいのだけど。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、その足で高速バスに乗って東京へ向かう。