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雨が上がって、すっかり夏で、もう長袖は要らなくなって、冬服をしまう。
時がたつのは早いもので、あの頃、僕が何を想っていたのか思い出せないくらいの距離にいる。
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新入社員がやってきて、彼らが主役の勉強会。
僕は何故かいつもの如く上司に駆り出されて、サポートに回る。
市来講座なんて名前で僕の実体験を語ったり、
マニュアルの確認やロールプレイングなんかを任されるのだけど、
これって本当に僕の仕事なのだろうか時々思う。
僕は一年ぐらいしか彼らと違くて、どちらかといえば問題のある社員だと思う。
僕は彼らに教えるに相応しい立場にはいない。
それでも、与えられた仕事だし、出勤命令が出ているので参加する。
すると「イチキサンの話って面白いですね、みんないってます」といわれた。
・・・それはどうおなのだろうね？