雑記

人生は選択の連続で、
道のどれもが間違っているかもしれないし、
道のどれもが正解なのかもしれない。
どちらが正しい道であっても、選ばなかった道が幸福でありそうなら
そちらの道にばかり気を取られ、今進んでいる道を見る眼を曇らせる。
人生は選択の連続で、しかも時間制限がある。
何かを為すには短くて、何もしないには長すぎる。
老いてなお、望みは薄まらず、空しさとともにそこにある。
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「なあ、ところで思うのだけど」
「うん」「生命って不思議だよね。」
「不思議だね。」「一応人工的に生命を作ることは可能だろう?」
「ああ、そうだね。人工授精とかな」「でも、それはいまあるシステムの応用」
「はん?」「いまある方法でしか生命をつくらんし、元が生命あるものだろう」
「うん?つまり?」「なんで、生きていないものから生きてるものをつくらんのかね」
「さてな、そもそも生きてるとはどういう定義か?」
「ここでいっているのは哲学ではないよ。無機物に電気を通すことで有機物は出来だろ。」
「ああ、なんか理科の教科書で見たな。」「僕達は有機物の複合体だとするなら・・・」
「じゃあ、生命の起源は何かって話か?」「そう、生命が生命足りえるきっかけはなにか?」
「それがわかれば法則の再現可能性によって、死者も復活するかもしれないね」
「命ある僕達にはわからないことなのかもしれないけど」「確かに。」