出産

祝福を、祝福を、生まれた子供に祝福を。
誉めよ、讃えよ、新しき命の誕生を。
泣き声を歌声に代え、この世界を謳歌して。
茨の道のその先に、光あれ。
預言者ではない僕が、その場に立ち会えた幸福。
せめて今日という日を語り継ごう。
いつの日か、おめでとうを言うために。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日の21時ごろに破水が始まり、
今朝の10時ごろから陣痛、そして神通語20分ほどで出産という、
スピード。さすが安産型。というか、なんでここにいるんだろう僕は?
という自問自答を繰り返しつつも、なんだか僕も嬉しい気分になる。
友人の子煩悩っぷりに驚きつつ、歴史的瞬間に立ち会っている気がした。
奥さんの両親と世間話をしながら、出産の祝辞を述べてみたり、
生まれたての赤ん坊をつついてみたり、珍しい経験をした。
そして、そのまま僕はその場を去った。出産祝いは何が良いかな?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
飛行機の中で結婚ってなんだろうと改めて思う。
もっとも幸福な瞬間を二日にわたって立ち会って、
つれそう相手がいることの、祝ってくれる友人がいることの幸せを垣間見た。
僕は一時期本気で結婚したかったのだよ、と思いながら、
それでも僕にはまだ早いようにも思った。そんな時期なんだね。
幸せってなんだろう?結婚する人はするし、出産もする。
それぞれに人生にとっては一大イベントで、僕には無縁のことのように思えたのに、
もうこんなにも身近なことなのだと改めて思うと変な気持ちになる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
羽田について、間をおかずに仕事。明日は9時から仕事か・・・
この3日間、ろくに寝てないからなー、軽く死ねる。と思いながら、
色々なことを考えてみようと思った。