誕生日

nero_the_fallen2005-12-21

不思議。たくさんの人からお祝いの言葉を頂きました。
それが不思議。僕は、自分の誕生日を祝われたことがあまりない。
というか記憶がない。誕生日会とか友人と過ごすとか、
そういうこともなくただ日常が過ぎて、そういえば今日は誕生日だったなぁと
なんとなくそういう風に過ぎていく。
一番、欲しかった人からなにもなく、これが正常なのかもねと思った。
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「記念日なんです。」「ほう、なんの?」
「付き合って七ヶ月記念日で・・・」「脳に蛆わいているのか?」
「彼女がやろうって」「何を祝う?空から大魔王でも降ってくるのか?」
という会話を繰り広げる。恋人の居る人の会話ってのは概ねこんな感じなのか?
「なんか、割のいいバイトを見つけて」「ほう?」
闇金潰しのバイトなんですけど・・・」
概要は、闇金から身分を偽って高額の金を騙し取って、追い込むらしい。
「相手も違法なんで、訴えられないですし」「それは普通に犯罪だ」
「いや、でも殴られたり殺されたり・・・」「法がない世界でそんなのはないだろう」
「・・・」「確実にコンクリートで固められて殺されるぞ」という話をした。
・・・世界は広いなぁ。
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今日は昼出勤だったので夕飯を先輩と食べる。
ケンタッキー、ミスド、らーめんというジャンク尽くし。
胃が痛い。気分が悪いし、体重が激増している。
駐車した二子多摩川高島屋はすっかりクリスマスに彩られていて、
なんだか侘しい気分になる。
クリスマスはみんなにやってくる。確かに。
だけど、それはいいクリスマスなのかが問題で、更に望んでいるかが重要だ。
クリスマスを幸福に過ごす日がやってくるだろうか?
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携帯の写真をPCに転送してみた。
この写真は神奈川の一番端っこの公園に行ったときにとったもの。
この巨木と小さく写る先輩。
偶然だけど色々なものを象徴しているようにも見える。
ひとつの過去、枝分かれする未来、其の先にいる自分、荒野。
23はよい年でありたい。22は色々ありすぎた。
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時々、自分の年を忘れる。
会員証を作るときなんか、幾つか本当にわからないので20代前半と曖昧に答える。
「自分の誕生日を知っているのが幸せなのさ」と誰かが言っていたけど、
自分の年を祝ってくれる人がまわりにいることが幸福なのだろう。
意外と多くの人に読まれているこの日記を通して再度、お礼をいいたい。