不眠症

季節要因だろうか?
それとも別の理由だろうか?
この季節、涼しくて過ごしやすいはずなのに、寝付けない。
寝付けないのでいろんなことが頭に浮かび、ますます眠れなくなる。
そして、仕事に行かなくてはいけないと思う時間に眠くなる。恒常性か?
なんにしても秋の夜は長くて深い。
眠れぬ夜を過ごす方法は、決まって本を読むこと。日記を書くこと。
そして鼻歌を歌うこと。口笛を吹くこと。
最近、減っていた口笛がまたふえ始めた。
きっと嫌なことがあったのだろう。これも自己防衛の方法。
会いたいとか、そういうことばかりが頭を過ぎる。
なにも考えずに眠れた季節が懐かしい。
ただ、幸せすぎたあの季節。あれは夢だったのだろうか?
「あんなに仲がよかったのにね」とは友人の弁。
僕もそう思っていたさ。でも、いまは本当に仲がよかったのかわからない。
あの頃は本当にあったのだろうか?
きっと、あったのだろうなと思う。今では、夢現
だから今日も眠れないのかもしれない。