アルコール

渋谷で友人と食事をして、
その後、やっぱり別の友人と酒を飲む。
アルコールは気持ち良いけど嫌い。酔うために飲む酒は最低。
その一時の快楽に払う代償も大きい。
アルコールはあの人を思い出させるから少し苦手。
酒に強くても弱くても、払う代償は同じ。
強ければ、強いほど、払うものは大きい。
得られる快楽は収穫遁減していくのに。
好きじゃない。でも、お酒を飲む君は好き。
これは毒。だから、少しなら薬にもなる。
毒が蓄積されて、身体を蝕む前に、薬のままで終わらせよう。
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高慢と嫉妬。久しぶりに出た。
捨て去ったと思ったのに。また顔を覗かせるか。
嫉妬はわかる。寂しいだけなんだろう。結局のところ。
昔の名残。あの頃の反動。では、高慢は?
自らを誇れることなんて何一つなく生きてきたのに、何を?
それは虚栄か?何もないが故の。愚かだな、相も変わらず。
捨てても、捨てなくても、穴は埋められず。
結局、これを満たすのはあの感覚だけなのだろうね。
・・・どうしたものかな、僕は、本当に。