昨日は日記を更新しようとPCをつけて眠ってしまったようで。
ふむ、眠いね。疲れも溜まっているし、それなりに睡眠も削られている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まあ、そんな中で友人と新宿をうろつく。
共通の友人の結婚式があるので、その準備として仕事と両立できるスーツでも買うか、
という話になった。まず、占いで出ていた宝くじを買って、その後、高島屋へ向かう。
うん、高いね。スーツ。7〜8万円もするし、いいと思ったものは高額なことが多い。
そして何より、僕にはスーツの細かな外的特徴がわからない。
いや、そりゃわかるけど、でも大差ないように見えてしまう。
着心地や、稼動域の広さの実用面とそれに加えた、微妙なラインと裁断の違い、素材感。
僕が重視するのは素材感だけど、なかなかイメージが湧かない。
買ってしまえば気に入ってしまうのだけどね。
それに、なにより、トレーニングのせいで、僕が着れる服が少ない。
「服を選ぶのではなく、服に選ばれる感じだね」と呟くと
「とちくるって、筋トレなんかするからだよ」と突っ込み。
・・・それでも、体幹部主体に鍛えてきたのを切り替えて、肩や腕などの細かな筋肉を、
鍛え始めようとしている僕は完全におしゃれと切り離されつつあります。
安住の地はユニクロと外国産メーカーしかないのか!?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何とはなしに欲しい服はある。でも確固として欲しいものはない。
眼鏡もまだ買っていない。物持ちがいいというのか、服に興味がないのか。
いや、興味はあるけど、自分が好きな服と着たい服と着れる服が違うのが悩ましい。
伊勢丹メンズ館をうろつきながら思う。
「金がうなるほどあればいいが、一着の服に幾万円も使う気にはなれんのう」
「確かに」
と思っているうちに友人はアオキでスーツを新調、僕はぼんやりネクタイを眺め、
親父殿に借りることを決意。価値基準がずれているのだろうか、ケチなのか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんなわけで、新宿ということもあり、前回のブログを友人も見ているので
六歌仙へ行くことにした。そこに就職活動中の後輩も参戦。
うーん、相変わらず美味しいね。ロースとカルビ、フィレ肉は素晴らしい。
この店は肉類は牛(ホルモンなどの内臓以外)とサイドがよい。
ものによって、当たりはずれもあるのでご注意あれ。
僕は食事にアルコールが不用な人なのだけど、付き合いで飲むことに。
お腹一杯になって、精算になる。「ほな1.5人前な」と後輩が来る前に決めていた
取り決めを実行する。後輩は遠慮をするけど、
「社会人になったら君が後輩に奢るんだ。そういうものさね。
もっとも俺らに先輩はいなかったけどな」といって付き返す。
世の中はそうやって循環している。強きものは弱きものを守る。
弱きものが強くなったときに、その恩をまた与えてやればいい。
親の愛もそう。君が親から与えられた愛は、君の子供に注いでやれ。
たとえ親孝行できなかったとしても、その分を子供に与えたやればいい。
だから両親のことで君が気に病む必要はないよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
久方ぶりにカラオケに行く。
新宿のカラオケは相変わらずに高く、一時間しか入れなかったけど、
それでもやっぱりカラオケはいいね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
帰り道の電車の中で、ひどく幸福そうな女性を見た。
アルコールを飲んで赤く染まった頬をして眠る彼女。
時折、目を覚ましては携帯メールを嬉しそうに眺めては微笑んで、
鼻歌をかすかに歌う。彼女をみて幸福とは何かを思う。
いまの僕の生活は満ち足りている。休日のたびに友人とどこにいこうかと考え、
美味しい食事と楽しい会話、仕事はそれなりに順調で、貯金も溜まりつつある。
それでも時折、ひどく不足を感じるのは何故だろう。
「変化を求めているのかもしれないな」そう呟くと、向かいの女性が顔を上げて、
こちらを不思議そうに見てから、再び瞼を閉じた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
帰り道。旬を過ぎた桜の花弁が道に積もり、僕はそれを左手で掴み取る。
「花の命は短いけれど、か」ゆっくりと掌を開いて、
風に乗せてはらはらと花を散らせる。見上げれば青い若葉をつけた桜の木。
薄紅色の花弁は、少しずつ変色し始める頃合で。
「ふん、僕はまだ彼女に対してどういう対応をするべきか決めかねているね」
と不機嫌に吐き捨てた。春はすぐに去り、夏がやってくる。
僕の故郷にいる彼女はどうしているだろうかと少し思って、
「まあ、構わんか。どちらにせよ、まだ先の話だ」とわかったようなわからないような
そんな気分になった。部屋に帰って、あの日本酒を飲もう。
肴を挟まずに、余計なものを排除して、明かりを消して、お気に入りの杯に注いで、
ゆっくりとそれでも一口で飲み干しては、その余韻に浸ろう。


昨日は日記を更新しようとPCをつけて眠ってしまったようで。
ふむ、眠いね。疲れも溜まっているし、それなりに睡眠も削られている。
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まあ、そんな中で友人と新宿をうろつく。
共通の友人の結婚式があるので、その準備として仕事と両立できるスーツでも買うか、
という話になった。まず、占いで出ていた宝くじを買って、その後、高島屋へ向かう。
うん、高いね。スーツ。7〜8万円もするし、いいと思ったものは高額なことが多い。
そして何より、僕にはスーツの細かな外的特徴がわからない。
いや、そりゃわかるけど、でも大差ないように見えてしまう。
着心地や、稼動域の広さの実用面とそれに加えた、微妙なラインと裁断の違い、素材感。
僕が重視するのは素材感だけど、なかなかイメージが湧かない。
買ってしまえば気に入ってしまうのだけどね。
それに、なにより、トレーニングのせいで、僕が着れる服が少ない。
「服を選ぶのではなく、服に選ばれる感じだね」と呟くと
「とちくるって、筋トレなんかするからだよ」と突っ込み。
・・・それでも、体幹部主体に鍛えてきたのを切り替えて、肩や腕などの細かな筋肉を、
鍛え始めようとしている僕は完全におしゃれと切り離されつつあります。
安住の地はユニクロと外国産メーカーしかないのか!?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何とはなしに欲しい服はある。でも確固として欲しいものはない。
眼鏡もまだ買っていない。物持ちがいいというのか、服に興味がないのか。
いや、興味はあるけど、自分が好きな服と着たい服と着れる服が違うのが悩ましい。
伊勢丹メンズ館をうろつきながら思う。
「金がうなるほどあればいいが、一着の服に幾万円も使う気にはなれんのう」
「確かに」
と思っているうちに友人はアオキでスーツを新調、僕はぼんやりネクタイを眺め、
親父殿に借りることを決意。価値基準がずれているのだろうか、ケチなのか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんなわけで、新宿ということもあり、前回のブログを友人も見ているので
六歌仙へ行くことにした。そこに就職活動中の後輩も参戦。
うーん、相変わらず美味しいね。ロースとカルビ、フィレ肉は素晴らしい。
この店は肉類は牛(ホルモンなどの内臓以外)とサイドがよい。
ものによって、当たりはずれもあるのでご注意あれ。
僕は食事にアルコールが不用な人なのだけど、付き合いで飲むことに。
お腹一杯になって、精算になる。「ほな1.5人前な」と後輩が来る前に決めていた
取り決めを実行する。後輩は遠慮をするけど、
「社会人になったら君が後輩に奢るんだ。そういうものさね。
もっとも俺らに先輩はいなかったけどな」といって付き返す。
世の中はそうやって循環している。強きものは弱きものを守る。
弱きものが強くなったときに、その恩をまた与えてやればいい。
親の愛もそう。君が親から与えられた愛は、君の子供に注いでやれ。
たとえ親孝行できなかったとしても、その分を子供に与えたやればいい。
だから両親のことで君が気に病む必要はないよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
久方ぶりにカラオケに行く。
新宿のカラオケは相変わらずに高く、一時間しか入れなかったけど、
それでもやっぱりカラオケはいいね。
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帰り道の電車の中で、ひどく幸福そうな女性を見た。
アルコールを飲んで赤く染まった頬をして眠る彼女。
時折、目を覚ましては携帯メールを嬉しそうに眺めては微笑んで、
鼻歌をかすかに歌う。彼女をみて幸福とは何かを思う。
いまの僕の生活は満ち足りている。休日のたびに友人とどこにいこうかと考え、
美味しい食事と楽しい会話、仕事はそれなりに順調で、貯金も溜まりつつある。
それでも時折、ひどく不足を感じるのは何故だろう。
「変化を求めているのかもしれないな」そう呟くと、向かいの女性が顔を上げて、
こちらを不思議そうに見てから、再び瞼を閉じた。
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帰り道。旬を過ぎた桜の花弁が道に積もり、僕はそれを左手で掴み取る。
「花の命は短いけれど、か」ゆっくりと掌を開いて、
風に乗せてはらはらと花を散らせる。見上げれば青い若葉をつけた桜の木。
薄紅色の花弁は、少しずつ変色し始める頃合で。
「ふん、僕はまだ彼女に対してどういう対応をするべきか決めかねているね」
と不機嫌に吐き捨てた。春はすぐに去り、夏がやってくる。
僕の故郷にいる彼女はどうしているだろうかと少し思って、
「まあ、構わんか。どちらにせよ、まだ先の話だ」とわかったようなわからないような
そんな気分になった。部屋に帰って、あの日本酒を飲もう。
肴を挟まずに、余計なものを排除して、明かりを消して、お気に入りの杯に注いで、
ゆっくりとそれでも一口で飲み干しては、その余韻に浸ろう。