品川で友人と

昨日は大学の友人と品川でぶらぶらした。
本当に何もないなぁ、品川。知らないだけかな。遊びに行くには不適切な場所。
さて、今日は休みだったので午前中はぼやっと、もやっと過ごし、
3時くらいから活動を開始。外は積もるほどの雪で、寒いなぁ。
駅に向かうまでに、6人もの雪だるまと出会い、若さを感じる。
さすがに今日は外を出歩く人の数も少ないね。
6時から友人と会う予定だったので、その前に品川プリンスの水族館へ、
Aさんとぶらっといってみた。Aさんは魚好きな人。
うつぼを見ては「きゃー、かっこいい」とはしゃいでいた。うらやましい。
水族館自体はしょぼく、いるかとあしかのショーを見る暇もなく、
別の友人と合流する。そして、居酒屋に腰を落ち着け、飲み会へ。
久方ぶりのアルコールは、思ったほど悪くはなかったけど、好きでもないと再認識。
話はそれぞれの状況確認。誰一人として価値観を共有できないような嗜好の持ち主。
みんな変なのですね。その中でも僕は変らしかった。
「イチキ君は他人に興味がなさ過ぎるんだよ」といわれた。
そうなのかもしれない。個人主義というか、自己中心的というか、
僕の世界に直接的な影響がない限り、他人のことはどうでもいいと思っていたりする。
でも、君ら友人のことは大切だよ。彼女も大好きだし、今でもね。
「でも、私達の周りのことに興味がないでしょう?」といわれた。
・・・彼女にもそんなことをいわれた気がする。
僕は彼女のことが大切だったけど、知らない親戚はどうでもいいと本気で思った。
でも、彼女は親戚や血の繋がりが大切な人で、それでは駄目だといっていた。
僕の世界は閉じている。認識の外の事象は不可知なことで、
また、自己の問題は最終的に自己で解決するもので、助けはするけど、
行動に伴う責任は全てあなたものでしょう?僕に何が出来る?と思う。
それは、逆説的に他人の言葉が僕に及ぼす影響の度合いと一緒なのだ。
ちょっと、可笑しいのかもしれないと自分で思った。
好きなのになぁ。当人同士の関係だけではだめなのかなぁ?
僕は彼女が好きで、彼女は僕が好きな関係だけでは不足なのか。
それ以上を僕は望まない。僕の家族を愛そうが愛すまいが僕には
あまり関係がないと思ってしまう。それは僕ではない他者との間柄なのだから。
例えば友人の彼氏を紹介されても「うん、それで?」と思ってしまう。
なにも思わないという無関心さが人を駄目にするのだろうと確信した。
それは水族館の魚を見ても、珍しいともなんとも思わなかった僕のように。
ああ、魚だ。あのボーっとしたまんぼうは生存競争でよく生き残れるなぁ、
とその程度の感想しか持たなかった僕のように。駄目だ。