進化

人は進化しないのだろうか？
進化は本当にあるのだろうか？
進化したなら、進化する前の僕たちはどうなるのだろうか？
進化の方向性はどうなるのだろうか？
進化の最終形態はなんだろうか？
最終的には完璧な個体になるのだろうか？
究極的には死に近づくのではないだろうか？
変化に対応するのか、変化を打ち破るのだろうか？
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進化のスピードは生物によって異なる。
いつまでたっても進化をしないシーラカンスのように、
たとえ、進化した生物が居たとしても、勢力図が変わるだけで、
完全に駆逐されるわけではない。
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近い将来、きっと人類は遺伝子を置換する方法を開発するだろう。
それは外見を格好よくするとか、IQを30増しにするとか、
健康で強靭な身体にするとか、そんなことに利用されるだろう。
でも、それっていいのか？
現代社会においても、技術の陳腐化ってのは起こるわけで、
遺伝情報を書き換えた子供を生む、
成人して社会に出るまでに社会が高度化する、
成人した段階でより有能な新人類が登場し、陳腐化している。
つまり、成人よりも優秀な子供ってのは生まれないか？
WINDOWSのOSのように、PCの進化のように、
どんどんと新しい商品が出て、古いものは不要になる。
完全な階層化社会。
もっとも、経験効果とか、成熟に至るまでの過程とか、
その辺の話はなしにしても、歪な社会が出来上がるのだろうな。
最終的には単一遺伝子をもった集団とか、
完全に階層化されたシステム社会ができるのではないかな。
人の場合、個体の進化っていうよりも、社会の進化が重要で、
個体は社会を前進させるための歯車って感じが否めない。
人のために社会があるのか、社会のために人が居るのか？
人とは何か？という哲学に行き着くのだろうね。
全ての学問の終着駅は哲学で、哲学は学問の総体で、
結局は人とは？ということに行き着く。
倫理とか宗教とかそれら社会システムを乗り越えて、
生物としての欲求がきっと勝つのだろうなぁ。
そして、社会に組み込まれてしまうのだろうなぁと思う。