遠距離:地球の裏側

遠距離恋愛を展開中のみなさん、いかがお過ごしでしょうか?
APUから現在まで続いているなら、結構な数の人が遠距離してるか。
現在、僕も展開しているわけですが距離がちょっと凄い。
この星を挟んで向こう側にいるわけで、世界でもっとも遠い距離にいる
カップルになるのだろうか?
物理的な距離はインターネットの発展であまり感じないけど、
それでもネットがなければ繋がることができない。
携帯電話やネットなどのコミュニケーションツールが発達して
とかく忘れがちだが、僕たちは物質的に離れているのだ。
物理的な距離数はあまり関係がなく、近くにいるか遠くにいるかの違いで、
近くに居ても会えるか会えないかが重要であり、
更には声が聞けるかどうかが大切で、
もっといえば触れ合えるかに意味があるのだろう。
ああ、遠い。
世界の狭さを振り返ってみても、遠い。
例えば実体験に基づけば、
アムステルダムの空港で中学の同級生に会ったり、
APUであった友人の彼女は、インドネシアにいる父職場の近くに居を構え、
更にいえば父親同士知り合いだったり、
マレーシアで泊まったホテルのプールで音楽の先生にあったり、
一時帰国した際に寄った読売ランドで小学校の頃の同じクラスの女子に会ったり、
と枚挙に暇がない。にも拘らず、それは確率の話で、偶然の産物で、必然で、
10月まで確実にブラジルに居る彼女と、日本にいる僕が再会する確率は
絶望的に零と確立されていたりする。
で、電話してみました。確率がゼロなら、自分の行動で100%に変えるまでです。
さすが反対側なだけあって、時差も12時間なので、微妙な時間に電話しました。
久しぶりに聞いた声は寝ぼけ眼で、ああ、どこにいってもあまり変わらないのだなぁ、
と改めて思った次第です。
久しぶりに声が聞けて嬉しかったし、待っていたメールが届いたりで、
少し元気が出たよ。とだけいっておきます。
面と向かって言うのは恥ずかしいので、こうして読んでいるか判らない日記に
書いてみたり。
何かの拍子で読んだりするのだろう。それもまた運命的で面白い。
なので、僅かな可能性の芽をばら撒いておきます。