仕事の話

来週のシフトを組んで愕然としました。
・・・僕は自分を死に追い込みたいようです。
しかも、新人教育+教育のために就労予算を常にオーバー。
今月はきっと、利益率低いだろうなぁと思いながら頭を悩ませています。
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そんな中で暖めてきたものが少しだけ動き始めました。
教育とは言うけれど、いままで特になにをしたわけではないのですが、
ようやくはっきりとした目標が生まれた。それも必要に迫られて。
僕は近いうちに店長になります。多分、そう遠くない未来に現実味を帯び始めて。
いままで漠然となれなれといわれていたものだったけど、いま自分から思いました。
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さて、昼間のメイン二人が抜けて、深夜に二人新人が入り、新入社員がやってきた。
夜と昼のバランスが崩れて、必然的に夜の人が昼に入らざるを得ない。
教育は未来に向けての先行投資。将来、自分が楽するためのもの。
また、教育費用が相対的に上がっているのなら、それを補うなにかが必要になる。
自分が全部やろうとしては、結局、自分が消耗し続ける。
自分がもう一人いたらどうだろうか?もう二人いたらどうだろうか?
新人を教育し、人件費を適正に保ち、将来に繋げるためになにをすべきか?
教育のための教育。そのための自己犠牲。将来に向けての筋道。
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まず、オペレーションレベルの高い二人を深夜の責任者として育成する。
二人というのがミソで、お互い補い合い、教育させあう。
ある程度、育つまで実験的に責任を与え続ける。二人ならいけるという段階に来たら、
自分が抜けて、様子をみる。都度、補正を行い完全にクローズが出来る段階に進める。
そして、第二段階として、一人でも責任者として行動できるようにシフトを組む。
では自分が何をしているのかといえば、新人教育である。
様子を見るといっても自分がする仕事はない。その空いている時間を利用するのだ。
オペレーションは二人に任せ、将来の責任者の卵をつくる。
深夜のオペレーションなら2週間程度で自動化するだろう。
深夜に社員がいなくてもやっていける段階まで持ってきたら、
次は欠員の多い昼に移行する。現行の昼作業者の能力は低い。
全てのポジションをこなせる人員がいないからだ。
特に、うちのようチェーンストアの場合、スペシャリストよりもゼネラリストの方が
必要で、昼にそういう人材がいなくなったために人件費を圧迫している。
新入社員は現在店長管理下の元で教育を受けているが、成長が遅い。
抜本的なシフト改革を行うために、彼は必要不可欠な要素であり、
将来的には社員一人でもやっていけるような店を作らなければならない。
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うちの店は設立してから1年の期間が経ち、オペレーションの成熟を見せている。
しかし、それでも社員の水準まで来ている人材は少ない。
最低でも、ホールと厨房の指示が出来る司令塔が各時間帯に1人必要だ。
・・・やることはたくさんある。しかし、道筋が見え始めた。
深夜は完全にアルバイトの管理下に置き、社員は昼のオペレーションと
夜のマネジメントを行う。同時に現行の枠にはまったオペレーションではなく、
より柔軟なオペレーションを要求する。そのために、いまは犠牲になろう。
それが必要だ。
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今日、僕は新入社員に仕事について語った。
語っているうちに、色々なことを思い出した。
語っているうちに、進むべき道が零れ落ちた。
ああ、そうか。僕はこうしたくて、そしていま時が熟したんだ。
あした、ブロック長と店長に提案しよう。
そして、それをみんなにも伝えていこう。
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