めーる。彼女から。ちゃっと、彼女との。
なんだろう、やっぱり、特別なんだなぁと思う。
引越しをして、携帯の番号を持たなくなるという。
それは少し、拒絶されてるように思った。
そういうと、
「どうして?いまみたいにちゃっともできるし、向こうに行っても電話は持つよ」
と答えた。
ああ、そういうことか。
でも、寂しいことには変わりがないね。
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借りてきた本に猫の毛が挟まっていた。
それを見て、神無さんを思い出した。似てる。
それに気付くと、胸が締め付けられる気がした。
会いたいな。神無さんに、色んな人に。